活躍する先輩社員

技術部

ヨコタの製品をゼロから設計する

Technology

技術部 設計課

2007年入社 工学研究科応用数理工学専攻卒

グラインダーの開発はチャレンジの連続

モノづくりに欠かせないグラインダー

大学の合同企業説明会で、ヨコタの採用担当者がパワーツールの動きを見せながら熱心に説明してくださいました。電動工具が出始めた頃で、電気屋さんとは違うアプローチで開発しているのがおもしろいなと感じ、入社を志望しました。

私の仕事は、「グラインダー(砥石を高速回転させることで鉄などの素材を削る工具)」の開発です。グラインダーは、造船メーカーをはじめ、幅広い業種のお客様に使用されています。開発とひと口にいっても、鋳物の型作りに必要なものを揃えるところから始まり、設計、試作品の製作など、長い時間と労力を必要とします。パワーツールの性能や軽量化も大切ですが、開発にかかる時間の短縮も課題です。

成功も失敗も成長のきっかけに

お客様からのご要望を把握するために、営業と同行訪問したことがあります。ヨコタの製品が現場で使われているのを実際に見る良い経験になりました。その後、グラインダーの軽量化に加え、作業性を向上させるリニューアルに成功しました。お客様から好評頂き、うれしく思います。

一方で、全くパワーが出ないモータを作ってしまう失敗をしたこともあります。調べてみたら、通路がふさがっているために想定と異なる駆動をしていたことがわかりました。失敗も、次への糧になると考えれば無駄な経験にはならないと思います。

終わりなき開発への挑戦

軽量化や振動の軽減は作業者の負担を軽くし、騒音を減らすと作業者本人と周囲の人に喜ばれます。また耐久性を高めれば、お客様にとってのコストカットにつながります。他にも外国製の工業製品はかっこいいデザインのものが多いのですが、近年は国内の工業製品にもデザイン性が求められる時代になりました。

ヨコタの製品は、これまでも進歩を続けてきましたが、開発には終わりがないと実感しています。目標である、グラインダーのシリーズ化を目指しながら、性能やデザイン面の改良に今後も挑戦し続けたいと思います。

Time schedule

1日の流れ

8:30

朝礼

ミーティング、設計・開発業務。

1日では終わらない業務は、何日かにわたって継続して行います。

12:00

昼休憩

12:45

午後の業務開始

設計・開発業務、営業からの依頼に対応。複数の仕事が重なったときは、納期に気を付けます。

19:30

退社

仕事を切り上げるタイミングにより、定時に帰ることもあれば残業することもあります。

休日の過ごし方
休みをしっかり取れるので、オンとオフのめりはりをつけて仕事もプライベートも充実させることができます。私は2~3年前からテニススクールに通っており、休日は汗を流してリフレッシュしています。
就職活動中の皆さんへ
ヨコタ工業では幅広い仕事をさせてもらえるので、大手企業では得られない体験ができます。ざっくばらんに話せる和気あいあいとした社風も魅力です。相談事があれば、先輩社員が親身になって聞いてくれますよ。

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